村上春樹ノーベル賞受賞できず!初心者におすすめの村上作品&海外「1Q84」のデザインがカッコイイ話

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ついに村上春樹さんがノーベル文学賞を受賞できませんでしたね!NHKラジオ「英語で読む村上春樹」を聴いていて、外国人から見た村上春樹、海外からの評価に関心があったタイミングだったので残念でした。せっかくなので、おすすめ作品紹介と「1Q84」の海外の装丁の話でもしてみます。

村上春樹がついにノーベル賞受賞…しなかった。

もう10年以上、毎年「今年は村上春樹がノーベル文学賞を受賞するか」という話が出ていますよね。もういい加減食傷気味ですが、ちょっとだけ期待してしまうのも事実です。

「日本の文学で世界的に有名なのは、村上春樹作品か源氏物語だ」と言っていた外国人を思い出します。

このブログでも、たびたび取り上げてきた村上春樹。ノーベル賞受賞は逃しましたが、せっかくなので、村上春樹に興味をもった人にオススメしたい作品を紹介していきたいと思います!

ちなみに、2013年ノーベル文学賞受賞者は、カナダ人の作家、アリス・マンローさんです。

好みは千差万別。まずは定番作品を。

村上春樹は、好き嫌いもあるし、好みの作品は、人それぞれだと思います。ですので、今回は定番をまず紹介して、次に個人的なオススメを紹介します。

ちなみに、一番のオススメは、四国旅行のエッセイです!間違いない!あのエッセを読んで以来、もうずっと讃岐うどんが食べたい熱が冷めません。

それはさておいて、定番作品。

日本で二番目のベストセラー「ノルウェイの森」

村上春樹作品で最も販売数が多いのは、「ノルウェイの森」です。代表作といえるでしょう。日本の小説で二番目の販売部数を誇っています。

アジア圏では、「ノルウェイの森」から村上春樹に入る人が多いらしいです。後で書きますが、欧米では別の作品の方が人気があります。

「村上春樹が好き!」と言っている人にとって、一番好きな作品が、「ノルウェイの森」ではない傾向にある気がします。

良くも悪くも村上春樹の不思議な世界が薄く、恋愛小説としても読みやすいのではないでしょうか。

映画化されていますが、全く見る気はありません…。

長編作品「ねじまき鳥クロニクル」

村上春樹ファンの人でも好きな作品で多いのが、「ねじまき鳥クロニクル」ではないでしょうか。

文庫本で、上中下、となかなか長い長編ですが、かなり話が濃いです。ある登場人物の回想シーン、ノモンハンを舞台にした話が非常に印象的です。

村上春樹作品は、作品中に回想シーンが入る部分が見どころな作品が多いのですが、「そのねじまき鳥クロニクル」で話題になったものだと思います。

一番オススメ!「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

「好きな作品は?」と聞かれると私は、だいたい「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」と、答えています。

オススメを聞かれたときも同様です。一番好きかどうかは難しいところですが、話の面白さ、先の気になる展開、村上春樹っぽい雰囲気、とてもバランスがいいと思います。

村上春樹ファンの中では、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が好き、という人が多い、という印象です。

各章で、別々のストーリーが進行し、徐々に交わっていく。そんな展開を確立したのが、本作品ではないでしょうか。

長編ですが、先が気になって、あっという間に読み終わります。

「何か1冊読もうかな」と思ったら、ぜひ「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を!本作品が好きになったら、村上春樹作品が好きになるかもしれません。

欧米では、「ノルウェイの森」よりも評価が高い人気作品のようです。

初期の名作「羊をめぐる冒険」

同じく、欧米で評価の高い作品が、「羊をめぐる冒険」です。長年の村上春樹ファンの方が、好きな作品として挙げることが多い印象です。

「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」に続く三部作。

デビュー作で印象的だった「僕と鼠」の物語は、ここで一旦終わります。そして、シリーズの完結編としての「ダンス・ダンス・ダンス」。

初期の作品の雰囲気は、今とは少し違っていて、別の魅力を持っていますね。私も好きな作品のひとつです。羊男いいよ、羊男。

初期の作品を読んでいる人と、読んでいない人では、今の作品の感じ方がちょっと違うかもしれません。

リアルタイムで読めた「海辺のカフカ」

最近の名作といえば、「海辺のカフカ」でしょう!といっても、もう10年前なんですね…。

村上春樹が好きになってから、リアルタイムで初めて新刊を買えた思い出深い長編です。

「海辺のカフカ」は舞台が魅力的でしたね。また主人公が今までとは違い、少年だったことも印象的でした。

ナカタさん萌えした人もきっと多いことでしょう。山奥に入ってみたくなりますよね。

謎は謎のままとして、残しておいた後味も、結構好きです。

さて、個人的に好きな作品の話をしよう

以上が、村上春樹作品で読んでおきたい定番作品です。短編もいろいろ面白いのですが、今回は長編にしぼりました。

次に、個人的に好きな作品をご紹介します。

それは、「国境の南、太陽の西」です!すごく現実的な作品だからもかもしれません。舞台やストーリーがすごく現実感のある話なんですよね。珍しく。

大学生のときに読んでも、社会人になった今読んでも楽しめる作品です。

私はすごく好きなのですが、「国境の南、太陽の西が好きだ!」という人にあまり会ったことがありません。

「1Q84」の海外デザインがかっこいい

「1Q84」の英語版の表紙がカッコイイんです。

日本とは全然ちがった雰囲気ですよね。手にとった感触も随分違うんだろうなぁと思います。

アメリカでの装丁を手がけたチップ・キッドさんのTEDトークがあります。これがまた面白い!日本語字幕があるので、ぜひ見てみてください!

>>チップ・キッド 「笑い事ではないけど笑える本のデザインの話」

Kindleでは味わえない「工夫」を凝らしていることがわかると思います。

最後に、「1Q84」のホームページもぜひ御覧ください!

>>「1Q84」公式ページ

リンク先のページに、世界各国の「1Q84」のカバーが一覧で載っています。これだけ違うとは知りませんでした。

以上です!

みなさんが素敵な村上春樹作品と出会えることを願っています。

でも、嫌いな人は嫌いなので、取り扱い注意ですね!うまく好きになれると、ハマってしまうかもしれません。

そういうときは、古い作品から順に読んでいくのがおすすめです。長編だけでもいいと思うので、ぜひぜひ。私もそうしました。

作品一覧は、Wikipediaを見るとわかりやすいです。

Wikipedia:村上春樹

あと、過去に村上春樹について書いた記事はこちらです。

秋の夜長にぜひ!

更新が止まっている「英語で読む村上春樹」の記事、またアップしていこう…。

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